とある新宿のアナログレコードショップでこのレコード会社のものを結果として2,3枚買いました。
とても良かったので、結局また後にこのBISのレコードを目的に買いにいって数枚買いました。
それによって分かったことがあります。
全てクラシックです。どのレコードもホールトーンまで良く分かり素晴らしい録音がされている
良いアナログレコード会社ということが分かりました。
録音が良いのでBISを頻繁に聴いている自分がいました。そのうちにまた分かったことがあります。
その中にDIGITAL盤がありました。写真のシベリウスのシンフォニー1番です。
ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団のものです。
この組み合わせは好きで、実際に日本に来た時に聴きに行ったこともあります。
その時はシベリウスの2番だったと思います。
もうおそらく20年以上前で記憶は定かではないのですが、シベリウスはもう1つで、ベルリオーズの幻
想交響曲が感動的に良かった記憶があります。
それ以来、幻想交響曲は良く聴くようになりました。
今はミュンシュとパリ管弦楽団の演奏が素晴らしいもので良く聴いています。
ところでこのレコードも演奏が良くて聴いていたいのですが、聴き入れないのです。
ホールトーンも良く出ているのですが、音が伸びきってくれないのです。
楽器の聴きたい、伸びきった突き抜けた音が入っていないようなのです。
音に鮮度感がないのです。
結局分かったことがあります。BISの中に2枚デジタル録音のものがありました。
結局この2枚が同様の傾向で、聴いていたく無くなるのです。
このあたりがオーディオを趣味にしている所以かもしれません。
他の7枚は、録音が古いのもありますが、しかし全て突き抜け感のあるもので
鮮度感がすごくあります。
おそらくデジタルでも20~20Khzの人間の可聴帯域だけでの録音になっていないと
思われるのですがいかがなものなのかはわかりません。
結果としてはCDと同じような鮮度感しか聴けません。
人間は可聴帯域外のところは耳からではなく、皮膚から吸収して脳で感じていることは
もう実証されていて、それが心地よいことも分かっています。
結局人間は耳で聴くというだけではないということだと思います。
私の場合は、その皮膚から吸収して脳で感じる部分に力を入れているんだ、と認識しながら
日々オーディオをしているのかもしれません。
このレコード会社のデジタル録音とアナログ録音の盤からもそれが感じ取れました。