サードウェーブコーヒー "ブルーボトルコーヒー"

全米で大人気のコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」が間もなく東京でオープンするという。
元はクラリネット奏者の音楽家がコーヒー通であることが、ことの発端のようです。
日本でも渋谷の茶亭 羽當など拘りのコーヒー店には顔を出しているようなオーナーです。
自宅でもなく、職場でもない、くつろげるサードプレイスというコンセプトで世界を席巻したスターバックスとは
違ったコンセプトで、コーヒーそのものを味わう店づくりを行っているようです。
自家焙煎工場をバックヤードに持ち、48時間以内の焙煎豆のみを挽いて出すという拘りよう。
明後日には江東区清澄白河に日本初出店し、来月には青山に出すという。
 
 

 とにかく単にコーヒーを飲むという行為ということではなく、ストーリーを作り、コーヒーそのものに味わいをそえて、プレミアムな雰囲気づくりはお見事としかいいようがないですね。
単なる喫茶店とは違う、最初から世界展開のグローバルカンパニー(リージョナルな文化面の配慮もお見事)の
ための戦略性は、日本人には追いつけない何かを感じてしまいます。
 
 

 本当は日本人もそのくらいのプランは十分に描けて、資金調達もできると思うのですが、そのようなビッグピクチャーを描こうとすることに慣れていないのかもしれません。
村上隆さんのようなストーリーテリングを大げさなまでに語って、行動に移すことが必要なことをまざまざと
見せつけられているし、今後の発展を見ることになるのだと思います。
注視していきたいし、一度店を覗きにいきたいとおもう。