少々実験していたら壊れてしまって、そのけがの功名で、とても良い状態になって帰ってきました。
出力は落ちます、クオリティの特性もデータ的には落ちます、でも聴感上はかなりアップしているはず、というので
特注の部品を装着してもらいこの小さなアンプに詰め込んでもらいました。
正しくすし詰めのお弁当箱です。
他の洗練されたデザインとは違い小さな箱に詰め込んだ?という感じのパワーアンプですので、見た目からは
ただ、我が家はボリュームを使いませんので、このアンプはアナログ用に利得計算されてつくられていますので、6GB8とは簡単に比較視聴できないのです。
代わりに師匠宅にはCDプレーヤーをドック入りさせました。
音は最近の目覚ましいCDのクオリティアップがあったとしても、はやりアナログの実力は大したものです。
アナログを聴くと、CDは耳・鼓膜で聴くとすれば、身体全体の皮膚から吸収されているかのような感覚です。
脳科学者の大橋力さんらが、科学的にも証明されていますが。
この鮮度感は素晴らしい。一般の方々には分かりづらいかもしれませんが、ボリュームを入れると残念ながらこの感覚はかなり薄れます。
ここ二日間で調整しましたが、微調整することで奥にある楽器は奥に定位し、奥にあるがゆえに音そのものは小さいですが音がボケることがなく鮮度感のある豊潤な鋭い音で私に訴えかけてきてくれます。
こんな感覚はやはりCDでは一歩後退してしまいます。
しかしまたCDプレーヤーが帰ってきたら一歩ずつこのアナログに近づけるように努力していきたいと思います。