久しぶりのアナログ

  ご無沙汰しています。
  
    ブラックと言われるくらいの働き方で参ってるこの頃です。
毎年行っていたインターナショナル・オーディオショーも全く時間がなく行けませんでした。
   おそらく九段のホテルでの開催の頃から20年は通っていたはずですが残念でした。
   そんな中ではありますが、寝室のCDだけは聴いていました。
オーディオ・ラックも最新のクアドラスパイアに交換して、少しづつですが改善させています。
   スピーカーはオーディオマシーナCRMです。シングルの真空管アンプに直にCDプレーヤーを接続しています。
プリアンプは使っていません。
テレフンケンのECC803Sや今は手に入らないプレミアムな部品で作り上げたものですが、どうしても鮮度が落ちるため使っていません。
一応3段階のみ利得の上げ下げは出来るようにしています。
 まずまずなるようになってきました。

    が、しかし今日何カ月ぶりに土曜日が休み(明日は仕事ですが)でしたので、
一念発起してアナログの調整をして聴きました。
調整に時間はかかりました。カートリッジの消磁や接点を磨いたり、プレーヤーの調整したり、、、、、。
こちらは書斎のダイヤトーン2S-3003がメインスピーカーです。ネットワークや内部配線は全く別物で、ターミナルは一般用のWBTに代えています。
リンのLP12でラディカル電源は休んだままで、バルバラ電源の大幅改造をしたのをメインに使っています。ヘッドアンプは真空管のモノラルで、こちらもECC803Sは使っています。もちろんプリアンプは無しです。
パワーアンプはシングルです。
先ほどまで聴きました。
再調整しながら2時間を超えてからは、聞き惚れてしまいました。
どのレコード(年代の古い録音から最新)でも、年代が感じられるのが凄いことです。
CDも意識すると時代感はあるのですが、調整を終えたアナログはその時代の中で過ごしている錯覚に浸らせてくれるのです。
あらためてアナログの素晴らしさを味わえた一日でした。