色々と試しています。
これからも続くことだと思います。
今のところ、オーディオリプラスの石英をからませるのが良い結果を生みます。
ゾーセカスとの相性もあるでしょうが、それを超えたものがあります。
とにかく、音の息吹が出ます。
周りの機器との関係がありますが、周りのクオリティが高くなればなるほど、その傾向は強く
なります。
音の息吹が感じられるようになる前は、その他のカーボンや金属、木製品を使うと、
音に力強さを感じて良さも感じた時もありましたが、
いわゆるドンシャリ方向に行って、ある意味気持ちよくなり、友人が来た時に聴いてもらう
には、爽快で心地よいのですが、この方向にいくことは結局間違いだと
気づいています。
音の芯を太くして(言葉は難しいく、ドンシャリはパッと聴きは音は太く聴こえますが、音の芯は細い)、その音楽に入り込んだ時に、その奏者の渾身のエネルギーを感じるかです。
独りで毎日、6時間程度一日も欠かさず一週間連続で聴くと、その言っていることが見えてきます。
BGMで聴くのではなく、しっかりと聴き込むことができるか、です。
ドンシャリでは、嫌になってきます。
また、芯が細いと、耳が受け付けなくなってきます。
そういう嫌な音を出さずに、太さや息吹を出してくれるのが、その石英です。
つまり「音と音のあいだ」が感じられるのです。
おそらく20KHZ以上まで、歪感なく、ピークを作らず素直に伸ばしてくれているのだと
思います。
ただ、この石英にも癖があることも分かってきました。
堆積にも関係していると思いますが、厚さが20mmと30mmではその音創りに違いがあります。
オーディオ・リプラスは分かっていると思います。
製品としては20mmまでです。
これのほうが素直な音がします。
30mmは特注ですが、こちらのほうが癖があります。
癖とはどこかにピークがあるということだと思います。
結局、最近買ったハーモニクスも外して、50mmx20mmをパワーアンプとゾーセカスのラックの
下に敷きました。
この違いもスピーカー・ケーブルやRCAにヨルマ・プライムを使って良く分かるようになりました。
エソテリックの8Nの最高級品やNBSのブラックラベルやⅡでは、先ほどの息吹は感じられません。
そのかわり、力強さを感じるようになりますので、
それのほうが心地よい方はそちらを選ぶことになります。
ですが、6時間×7日の実験をすると、その答えは殆どの方は分かると思います。
ちなみにどちらのケーブルも持っていますし、使ってもいます。
しかし、ヨルマ・プライムは凄いケーブルだと思います。
電源ケーブルも欲しいと思っていますが、プロトタイプはありますが、まだ製品化されていません。
写真のようにLINNのLP12にそのリプラスの石英を挟んでいます。
これだけでも、かなり違ってきます。
それからこれから実験できるように、LP12もパワー・インレットを付けました。
電源ケーブルによる差異を聴き分けたいと思っています。
4~5本試しましたが、驚くほど音に差異が出ます。
今は、一応NBSのブラックラベルⅡにしています。
音創りは上手いケーブルだと思いますが、高域の伸びが足りないと思っています。
まだエージング不足というのもあるかも知れませんが…。
本当は、ハイエンドの電源ケーブルを借りて、試したいとところです。
一応現時点のインシュレーターを中心に音創りの途中経過でした。
皆様から色々とアドバイスを頂けたら幸いです。