初期のシングル・パワーアンプの若返り

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 十数年前に師匠と出会いまして、最初に譲り受けたアンプを
 
 若返りしてもらいました。

 その当時、けっこう試行錯誤して二人で音調整したことを思い出します。

 アンプ作りも教えてくれるということで、教えてももらいましたが、
 どうも私はそのほうには興味がなくて、

  口だしするだけの状態が続いています。

  仕事も口だけでしていますので、人生のスタイルは変わりませんね。

 本当に奇麗に仕上げてくれました。

  音出しをしてみました。

 一応聴ける状態まで仕上げてくれたそうです。

  ただ、部品はその当時のものを使っていますので、どうしても我が家にあるシングル・アンプより
 質は落ちる、とのことでしたが、さてどうでしょうか・・・。

  やはり、懐かしい音がしています。

 しかし、エッジもしっかり鋭角にたった音がしていますし、滲みもありません。

  厳密に言えばS/N比は我が家の最新のものと比べればおちるでしょうか。

  中域の解像度も若干ですが、・・・。

  でも十分に現代でも通用する音です。

  長時間も聴けるような気がします。
 
 これだけのものに仕上げてくるとはさすがに師匠だと感心します。

 FMアコースティクスのFM711mk2が出ましたが、

  これなんかと聴き比べしてみたい欲求にかられます。

 以前JBLのスピーカー、パラゴンを400万円程度する某真空管アンプで鳴らしている
 方のところにこの”お弁当箱”を持って行って鳴らしたことを思い出します。

 向こうは重さがおそらく50Kgぐらいはあるのでしょうか、あまりの対称性に
 驚くというか、馬鹿にするな、と言いたげなくらいの見た目の差がありました。

  パラゴンは能率が良いスピーカーですので、結構なるな、という予感はありましたし、
 あの某アンプを聴いて質は”お弁当箱”のほうが上だ思って聴いていました。

  視聴結果、そのオーナーは信じられないという顔をしていました。
 全く逆のこちらのほうがかなりドライブ力もあってあのパラゴンを楽しく鳴らして
 くれました。

  そんな武勇伝のあるアンプが新しくなって帰ってきました。

 少しこれで聴いてみたいと思います。

 ところで、
 こんなアンプですが、聴きたい方はお貸しします。
 まずは聴きに来てくださっても良いですね。