Nordost Valhalla 電源ケーブル

 どうも気になっていた電源ケーブルなのです。
 以前何年か前にお借りしたことはあったのですが、その時の私のオーディオに対する認識度合いが
 違ってきていますので、接続して試したいと思っていました。

 最近全然オーディオが出来ていなくて、本ばかりが部屋中に増えていっている感じです。
 ステレオを聴く時間があれば、本を読むという感じのサイクルになっていました。

 この週末やっと土日が休みになりましたので、土曜日に読み貯めをして日曜日に一日中聴くという
 計画を立てました。
 それに合わせて、Nordost Valhalla 電源ケーブルを手に入れました。
 殆ど新品状態で何年も使っていないもののようです。

  第一システムのスケルトンのLP12のアナログプレーヤーに繋ぎました。
 以前は、このプレーヤーにNordost Valhalla 電源ケーブルを接続するのが、一番ではないか、
 という妄想を抱いていました。

  早速音だししましたが、ボケた音でした。
  高域は出ているように感じましたが、線が細くまた硬い音でした。

 全くの憧れの妄想だったのだ、という感じです。

  しかし、この線は"鳴る"という感覚を以前から持っていましたので、バーンニングを兼ねて
 これから試してみたいと思います。

  結局このNordost Valhalla 電源ケーブルを第二システム(スペンドールBCⅡ)のフォノイコライザー
 に繋ぎました。

  この状態で色々と、アクセサリー類を調整して長時間聴きました。
 カートリッジもオリジナルのLINNのアーカイブⅡに戻しました。
 オリジナルの良いところはカートリッジとEKOSのアームとの接着が3点接合ですので、
 オーバーハングが間違いないところです。
 Van den Hulはオーバーハングがこのリンシステムだと、どうしても狂ってしまうのです。

  数時間聴いたあと、Nordost Valhalla 電源ケーブルをまた第一システムのLINN LP12の電源ケーブル  として使ってみました。

  はやり最初のボケは無くなっていました。
  線の細さと硬さも少し改善していました。

   これから1か月程度、鳴らしこんでまた、LINNに使ってみたいと思います。

  このスケルトンのLINN LP12の電源に使ってみるのが一番よく分かるのです。
  あの小さなACモーターを回すだけですが、その音の差異は見事なほどの違いを
  聴かせてくれます。
  これも電源がバルハラといいますが、大幅に師匠に改造してもらいましたので、
  RADIKALのDCモーターと十分に対抗できるものとなっています。

  このような楽しみがないと、どうもオーディオが疎かになり、本に行ってしまいます。

  またこれから少しずつアクセルを踏みなおしますか。