もうこの車との付き合いも13年になろうとしている。
今のスポーツカーが大型化しているなかで、小さくてとても気に入っている。
ポルシェ、最後の空冷エンジンとしても最近また人気も出ているようだ。
珍しく右ハンドルでもある。左はどうも日本では乗りにくいので、右にした。日本は規制が多いのにこのハンドルに関しては規制はかけなかった。
これは僕自身はかけたほうが良かったと思う。理由は2つある。
まずは、社会的コストがかかるということだ。駐車場に入れるときも必ず両方に必要になる。これだけとっても日本全体からみれば、かなりのコストになる。それはその他色々なところに出てきていると思う。最近は、ITの進展でETCを含め関係がなくなる可能性はあるが。
それから、日本ぐらいのマーケット規模になれば、右用に本気で開発するようになると、単に左から右に乗せかえるという発想から、開発から考え方が変わるということである。
ロンドンなんかで左ハンドルを探すのは大変だ。まず見かけない。もちろんたまにはパリのほうから乗り入れてくる車はあるらしいが。
最近は日本でも右の外車が増えた。以前は左がステータスという感じがあって優越感での選択というのがあったのも確かだ。だが日本の道はやはり左は乗りにくい。そうでないと言う人もいるが、それは単に慣れだけの問題で、道の事情はやはり右用につくられている。
アメリカで右ハンドルで乗っているだろうか。規制問題云々することより、それが明確な答えになっていると思う。
他には、ベンツのS600Lの左ハンドルの社用車に乗せてもらうことが案外あるが、運転手の後ろに坐るのもなんか変といつも思う。この車でVIP席に坐るのはとても気持ちよく、さすがベンツと思ってしまうが、S600Lには右はないのかなぁ。
ちょっと屁理屈を言ってしまったが、
このポルシェは、壊れないしとても良い車である。
その気になれば、オーバー200キロでの走行も安定している。さすがに230オーバーすると恐怖感はかなり増してくるが。
私は東京に住んでいて、年に3回程度は実家の和歌山にこの車で帰る。600キロほどだ。とても快適でそれほど苦にならない。他のポルシェに乗ったことがないので、燃費がどれだけかは全く分っていないのだが、50Lほどで帰れる。
別にエコ走行していることはない。伊勢湾岸道路では毎回200キロオーバーで走っている(ごめんなさい)
これは最近のことで、オーディオでベリヒテンというケーブルスタビライザーのことをよく書いているが、それをバッテリーに+、-両方に通しているだけだ。
以前は60Lは必要だったが、それでも良いと思っていたので驚いてしまう。
エンジンのパワー感、トルク感も上がったし、これは良いことかどうかエンジンが静かになった。(笑)
エンジンオイルのモチュール(V300 15W-50)の寄与も大きいとは思うが。このオイルはポルシェにはとてもよく合うと思う。
オイル交換だけで4万円弱かかってしまうが、一年に一回しか換えないので、まあ良いかな。
もちろん、減るので、200ccぐらいづつよく足していますが。
それもこのモチュールになって継ぎ足すのも走行距離に対して半分程度になりました。
すばらしいオイルだと思う。
久しぶりに今から水洗いしてやろうと思う。