師匠のオーディオ遺品II

和歌山にひと月ぶりに帰って、また師匠宅から運んできました。軽トラで7台目でした。最後の一車と思っていましたが、まだでした。

我が家の置くところの確保が大変です。

しかし、何とか少しだけ整理してf:id:Naotora1008:20240917154612j:image師匠のメインのスピーカーであるマーチンローガン(見た目だけノーマル)を簡易的にセッティングしました。これから何年かかけて、鳴らせるようにしたいと思います。

師匠宅でも驚きの連続でした。またゆっくりお伝えします。

音の追い込みは半端なく改めて凄さを感じます。

市販の製品の音の甘さを常に言ってきた方でしたが、

このTEACのCDを聴いたら改めて凄みを感じました。

1,000万円クラスでも圧倒される音作りです。見かけだけノーマルで線もコンデンサー(全てブラックゲート)でその他も殆ど元のモノは入っていません。昔のはアナログ的設計思想でしかも設計図が手に入ったから出来たのだと思います。この設計思想は素晴らしいと私も思います。

こんな感じで良くオーバー1,000万円クラスと試聴かいをしたものです。FM811も超えた時は快感だったことを思い出しました。師匠と市販品を超えるものづくりをしてきたのが懐かしいですね。

今もこのマーチンで聴いていますが、かなり厳しい音になっています。カミソリの切れ味で、しかも太い音というトレードオフを超えた音づくりはさすがでした。

改めてミュージアムとして残せるように、整理整頓していきたい。