本質的な話かどうかは定かではないが、スピーカー・ケーブルにしろ、ライン・ケーブルやその他
ケーブルは地から浮かすのが良いようである。
確かに、大量生産するコンシューマー用、一般的はほとんどがそうだが、アンプやCDP、クロック等
は基盤による配線がなされている。
それよりも空中配線のほうが良い。現実的には時間的、コスト的な制約が大きいゆえに、
基盤になるのはやむを得ない選択なのかもしれない。
しかし、ニッチで、ハイエンドだったらトランジスターでも一度空中配線を試みたら
かなり面白い結果になるのではないだろうか。
これはやはり振動が関係しているのではないだろうか。
電磁波の相互の関係もあるだろう。
もちろん私のプリ・パワーは空中配線だ。
これと同じ論理でスピーカーケーブルも浮かしている。
全て浮かすことができないため、写真のようにオーディオ・リプラスの石英で浮かしている。
他にも浮かす材料としてカーボン、ベリヒテン等色々と試したがこれが今のところ一番
良い結果である。
他のものだと空間表現に差がでる。どうしても音に生気がみなぎらないのである。
これも振動対策でどれだけ瞬時にその振動を抑え込むかにあるのだと思っている。
そのインシュレーターの振動吸収が瞬時にできずに共鳴して空間を殺しているのかも
しれない。
何か他に良いものがあれば教えて頂きたい。