ノイズカット・トランス

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 テクニカル・プレーンのノイズカットトランスをLINN LP12で試しています。

 元々は、このトランスに付属の電源ケーブルが付いていたのですが、あまり良いとは言えないものでしたので、

 パワーインレットをフルテックのロジウムメッキに交換して、市販の電源ケーブルが使える
 ようにしました。
 
 これは、もう一年ほど前にこのようにしていたのですが、あまり結果は良くなかったので
 使っていませんでした。

 今回、周りの環境(システムが全体的にグレードアップ?)が変わったので、またトライすることに
 しました。

 入力が100Vで、出力が100Vと117V、それぞれ一系統ずつ付いています。

 その入力は、NBSブラックの電源タップからとっています。、コンセントからこの電源タップまでは
 20Aのブラックラベルの電源ケーブルを使っています。

 これは、現段階ではとても良いものだと思っています。
 他にも、日本の10万クラスのとを比べましたが、予想以上に差がある、かなりのものだと思っています。
 
 まず、100V出力で、試しました。

 結果は、元のNBS電源タップからのほうが、ノイズカットができている感じ(笑)で、
 結果は良くないものでした。
 以前と同じ印象です。

 それから、117Vに交換しました。
 このようにすることで、起動トルクがあがったことが一目で分かるくらい定速になるまで、
 短時間で立ち上がります。

 そのようなモーターの傾向と同様に音に力強さがでます。

 これも以前も同様でした。

 しかし、力強さは出るが、これはとても良い傾向なのですが、透明度・空間表現があまり良くない
 ものでした。

 しかし、今回は2日間聴いた限りでは、その透明度・空間表現も出しながら、力強さを伴った
 良い結果が出ています。

  以前と違うのは、フローリングの上に、マグネシウムの板を置き、それとノイズカット・トランスの
 間にオーディオ・リプラス石英を挟んでいます。

 以前もこの石英は挟んでいたのですが、今回はマグネシウムの板を使うことで、使う以前と比べて
 スーッと奥行き感がでました。

 これには驚きました。

 この板も買っていたのですが、プレーヤーやアンプとの間に挟んで使ってみたのですが、

 ゾーセカスのラックだけのほうが良い結果でした。

 いずれにしても、今回、結果は良い方向でしたので、しばらく使ってみたいと思います。

 
   ちなみに、100Vにプリアンプで試してみましたが、プレーヤー同様透明度は落ちました。

 おそらく、このトランスのインレット系のグレードを上げれば、もっとクオリティは

 あがるような気がしています。

  トランスですので、微振動が常時発生していると思われますので、この対策でも、もっと良くなる
 と思っています。
  
  ゾーセカスのブラックダイヤモドを使わずに、寝かせているという、もったいない状況ですので、
 それも上手く使って実験していきたいと思います。