真空管 テレフンケン EL34

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今日は、本も少ししか読まず、寒かったので、真空管で温まっていました。

 最後の2時間は、東芝の6L6からTelefunkenのEL34に交換して聴きました。

 音が濃い、というのが印象的でした。
 オーディオ的には、より強さが出て良いのでしょうが、ちょっとスピーカーか、リスニング・ポイントを後ろにしないと、圧倒されそうで疲れます。スピーカーが近すぎるような感覚です。

 音が刺激的すぎるということでもないのですが、音が前に出て、奥行きもあるし、情報量も多いのですが、ちょっと疲れました。

 ボーカルのフォーカス力も6L6よりあると思います。
 これで追い込んでも、面白いと思いますが、長いこと聴いた後でしたので、ちょっと止めました。

 あと50㎝程度は後ろで聴きたい、というところでしょうか。
 
 でも密度感があって、思ったより良かったです。

 今日は、昼間は、シングルのパワーアンプでボーカルを聴いていたのですが、ボーカルのフォーカス力があり、その他は、オーディオ的にはもう一つなのですが、とても音楽的で、ある種こんなのもいいなぁ、という感じでした。

 そのイメージがありましたので、とても威圧されました。
 真空管でこんなにも変化があることに、改めて感じさせられました。

  蛇足ですが、これ(写真のパワーアンプ)により、真空管は全てTelefunken製になりました。
   (EL34×4,5AR4×2,EF86×2,ECC82×2)