アナログプレーヤーのLINN LP12は長い付き合いで40年を超えています。今では2台持っています。RADIKAL電源の最近のも持っていますが、メインはその40年以上のバルハラ電源のを使っています。もちろんその電源はそのままではRADIKALには圧倒的におよびませんが、回路自体はバルハラのほうが上ということが分かり、コンデンサーは全てブラックゲートにしたり抵抗など細部まで改良することでRADIKALより静かに鳴ります。今回は写真のように2回目の軸受けとインナーターンテーブルを交換しました。カルーセルというものです。今年のインターナショナルオーディオショウで知りました。(情報入手が遅いでしょ!)
交換作業に2時間ほどかかりましたが、効果はかなりありました。静かに鳴るようになったことと、音それぞれにリアリティが上がり、特に低域の分解能が上がりました。
このような軸受けとインナーターンテーブルをより剛性アップと精度の向上という小さな改善努力の継続をしてくれるLINNには感謝ですね。見た目はスケルトンで、第二システムDENON DP-100Mの質実剛健さとは、程遠いですが、やはり第一システムのメインプレーヤーとして頑張ってくれそうです。