(写真は光城精工のホームページより拝借しました。)
昨日、お2人のゲストを我がオーディオルームにお招きしました。
そのお一人が重いにも関わらず、光城精工のクリーン電源を持ってきてくれました。
その他電源ケーブルも試しに、ということで2本ほど。
かなり好評のクリーン電源のようでした。
結果は、好みの問題ではなく、私としては駄目でした。
おそらくCDに使うと良いかもしれませんが、最近はラックからも下ろして、埃を被っている
状態です。ごめんなさい。
正月に、そのCDも師匠の力を借りまして、かなりバージョンアップさせるつもりです。
もうかなり以前のものよりアップはしているのですが、やはり拘っているアナログと
比較は難しいのです。
AH!のアナログは真空管クロックを使っていて、驚くほど良いものですが、でもそれを
聴く時間があるなら、じっくりアナログを聴きたいと思うのです。
だから、外してしまっているのです。
しかしながら、このCDを光城精工のクリーン電源に繋ぐと良くなると感じました。
恐らく雰囲気が良くなると思います。それからSNも上がると感じました。
しかし、アナログはかなり追い込んでいるものなので、その証拠に基盤を殆ど使っていません。
基盤は量産品には不可欠ですが、必要悪と思っています。
そこが手作りですと、その必要悪を使うことが入らないので、極めて有利になります。
トランジスタアンプも基盤を使わずに作れたらかなり脅威な音がすると思います。
これを使っている限り、ゴールドムンドのテロス5000でも難しいと思います。
もちろん、音作りは死に物狂いで創っているでしょうから、雰囲気、パワー感、SNなどは
圧倒的なものがあります。
このクリーン電源も同じ思想なのです。
足りないものは鮮度なのです。
これを出すには、基盤やスイッチ、ヒューズなどは使わざるを得ないのでしょうが、
悪です。
メーカーも分かっています。
だから我が家はドーピングしているとhanahanahanakoさんなんかは言うわけです。
しかし、その鮮度が出せないと、その演奏者のテクニックや雰囲気を越えた「気概」は伝わって
きません。
それは、単なる音圧で圧倒する世界とは違うのです。
人に聴かすためでもありません。
忙しい中で、一人で、時間を作って夜中を中心に2時間程度、聴きこむ時に分かるのです。
ゲストをお招きして聴いて頂くなら、短時間のパッと聴きですのでAH!のCDのほうがアピール力はあると思うくらいです。