テレフンケン ニッケルEF86, グレーEF86

本当に暖かい春爛漫の陽気です。桜の蕾も慌てているようです。あまりに早く咲くと春の楽しみが素早く去ってしまうようで、もう少しゆっくりと咲いて欲しいと願ったりしています。
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これらの真空管、もう何十年も前のものですが、新品です。
元々の評価はグレーのほうがかなり良いということでした。オークションを見ていてもグレーのほうが
高い値で落札されているようです。
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ところが、我が家のパワーアンプでは、
評価が真っ二つに分かれます。
どちらのタイプも何本も持っていますが、その評価はアンプによって違います。
ただ、ばらついた評価ではありません。

モノラルアンプで、アレッという驚きがありました。
常にどの球に交換してもニッケルEF86(テレフンケン)が良い結果になります。
高域、低域、奥行き、声の質どれをとってもニッケルタイプが勝ります。

それがシングル、ステレオのプッシュプルは全てグレータイプ(テレフンケン)が勝ります。

どちらも聴きどころ、味を出してくれます。
違いは、アンプの回路の違いです。

そのような回路の違いで、真空管の評価が全く逆転してしまうことに驚きというか、新たな発見がありました。これは、色々な部品やケーブルなど、機器によって評価が変わるということでもあります。
あまり、固定観念にとらわれていてはだめだ、ということを再認識しました。

 ケーブルを第二のシステムのほうに繋ぎ換えてみました。
 やはりアナログのプレーヤー(CDPも同様)はモーターが大きく左右しているということが分かります。
 ケーブルでもの凄く音が変わります。
 Y社のケーブルを繋ぐとP3のプレーヤーが生き返るようです。
 プリもNBSステートメント3からBMIにすると、音に息吹が出てくるようです。

 このように部品はその場所場所によってとても変化するものだと改めて感じます。
 
 ホント、聴くより触っているほうが長いというオーディオです(汗)