VALVO製 整流管GZ34(5AR4)を初めて試す

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 整流管はTELEFUNKEN製は気に入っていてモノラル・パワーアンプには欠かせない
 真空管になっています。

 しかし、あまり世の中に出回っていなくて、なかなか手に入らないのです。

 他には東芝製もあり、太管と細管があり、その形状の違いは音にも現れていています。

 これもシングル・ステレオ・パワーアンプやCD専用・シングル・アンプに使っています。

  その他、英国のムラード製やソ連製(ロシア)のものもあります。

 結構持っているものです。

  これらのシングルをもっとよく鳴らせる整流管が無いものか、と探していました。

 それでテレフンケンと同じドイツのバルボ製に目をつけ購入しました。

  結果はまだまだ聴き込みは不足していますが、かなり良いものだと感じました。

 十分にこれらのシングルアンプに常用で使えるものだと思います。

  テレフンケンは、誰もが認める世の中でも最右翼なものとして認められたヴィンテージ管です。

 その音は、落ち着きがありながら、帯域が広く鋭さのある素晴らしい真空管という認識のもと、

 私も殆どのところに使用しています。


  このTELEFUNKENと伍していける、音色の異なるようなものがあれば、と探していましたので、

  好いものをみつけたという感覚です。

  落ち着きはテレフンケンには劣りそうですが、帯域が広く鋭さもあり、フォルテシモの
 ところでも音が重ならないので、高評価しています。

  その落ち着きのところは、師匠に真空管の足のところのハンダを交換してもらいましたので、

  かなり良くなり、倍音が感じ取れるようになりました。

 東京に帰って聴くのが楽しみになりました。


  ペアであれば、なお良かったのですが、一本でもシングル専用として使えますので
 今日の夜から試したいと思っています。