テレフンケンのEF86はグレータイプとニッケルタイプがあります。
どちらも気に入っていますが、最近はニッケルのほうを良く使っています。
それは高域がよく伸びるからです。
その特徴がはっきりしだしたのが、ウルトラ・スーパー化してからです。
ここで視聴しきれないのは、E80Fは2本しかなく、モノラルに使えないことです。
つまり4本が必要なのです。
それで、シングルのパワーに挿して試してみました。
これはスーパー化はしていますが、まだウルトラ化する前の状態です。
3日間ほど聴きました。じっくりとは聴けてませんが、私にはグレーが一番システムには合っていると
思います。
以前もそうだったのですが、その時との違いは、プリアンプをウルトラ・スーパー化していると
いうことです。
この違いは圧倒的な差で、同じ箱に入っていますが、全く別物のような差異を示してくれます。
しかし、今のところは以前試した時とあまり変わらずの状態です。
ただ、以前よりE80Fの評価は上がったように思います。
以前はもっと音が薄っぺらく、音に厚みがなかったように記憶していますが、
それがかなりのレベルまできていて、全く聴けないということではありません。
でも長い間聴くのでしたら、EF86のグレー球になるという状況です。
ニッケルはまだバランス的に高域よりで、少し出すぎている感じなのです。
おそらくこれはウルトラ化で、その評価は変わるのでは?
と思っています。
とりあえず今の状況を書いておきました。