外山滋比古さんの『思考の整理学』

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 かなり前に出された本がこのところ、急に売れ出したと言われ、

 先日NHKの「おはよう日本」で特集が組まれていました。

 100万部を突破したということです。

  一応そういうのは、読んでおこうと買いました。

 日ごろはこのようなノーハウ本は読まないのですが、読んでみるとさすがに支持されている
 だけのことはあるものです。

  日ごろ会社等で人の前に立って話をする機会の多い方は、これは参考になると思います。

 もちろん東大生、京大生のよく読まれているという帯がついているくらいで、大学生にとっては
 文字通り思考を整理するために、読んでおくことをお勧めします。

  ここに書かれていることは、一般には色んなところで言われていることですが、
 なぜ
  こんなに売れるのか、ということを考えるとその文脈の中に出てくる引用やアナロジー
 とても教養を感じる深いものだからではないでしょうか。

  同じストーリーで書いてもここまで教養を出せるか、というそのあたりに凡人との
 違いがあるな、と感じながら読みました。

  是非ご一読を。