東芝は連綿と続くビッグカンパニーですが、そのむかしMAZDAブランドとして真空管が
発売されていたようです。
ご案内の方もいらっしゃると思いますが、ギリシャ神話に出てくる女神から頂いた名前の
ようです。
なかなか昔の人は洒落ていますね。
今もブランドで洒落ているのか、開き直っているのかわかりませんが「ガラパゴス」というような
通信機器もありますが、
昔の人は教養がありましたね、という感じで真空管のロゴを眺めています。
写真のように東芝=マツダなのです。
その6L6Gとその発展型である6L6GCの初期型のモデルです。
やはり全て音が違います。
発展型はかっちりと効率よく鳴らす球という感じがします。
しかしこの6L6GCの初期型は後期型よりも味があり、私のお気に入りの球の一つです。
ですが、シングルのアンプには6L6GCよりも6L6Gのほうがより味わいが感じられ、
それでいて、音の太さや余韻もしっかりと出してくれて、
私の好みにあっています。
形も艶っぽくていいですね。