最近は忙しくてコンサートに行く回数もめっきり減って少々残念に感じています。
クラシックコンサートに行くと所謂S席が好きでした。そりゃ当然でしょ、と思われると思います。
その中でも後ろのほうのS席が好きでした。
全体観が捉えられる上に、直接音があまり聴こえるのではなく、ホールトーンで聴かすという
捉え方が好きでした。
その感覚で我が家のシステムも以前は合わせていたことを再認識しました。
昨日から輸入オーディオショーが国際フォーラムで開催されているようで、それに合わせて和歌山から
師匠が上京しています。
私は仕事の関係でまだ残念ながら行けていないのですが、欧米を中心に、日本を含めて先進諸国に
不況風が吹いている関係がもろに影響してか、あまり目新しさがないような感じだそうです。
それでも私も明日の夕刻には仕事がオフになりますので、行ってみようと思っています。
その師匠が我が家のシステム(書斎のダイヤトーン2S-3003)のシステムを聴いて驚いていました。
"恐ろしい"感覚だそうです。
あまりに生々しくてしかも至近距離からのこのスピーカーの迫ってくる感覚からでしょうか。
音圧はそれ程でもないのですが、触れる音を目指しているので、久しぶりに聴く我が家の音は
あまりに強烈だったのかもしれません。
(強烈とは言っても世の中でいうドンシャリの音ではありません。)
結局私の追い込んでいる音は、後方のS席の音ではなく、最前列の直接音、弦楽器が擦れる音や
指揮者の汗が滴るほどの熱気を出そうとしていることに改めて気づきました。
この剣の尖がった鋭敏な音を出したかったが、音が細かったら聴いていられないので
以前はシステムとしてまだまだそこまで行っていなかったので、後方のS席のリスニングポイント
を目指していたのだと思います。
今は、ダイヤトーンの2S-3003のユニットから私の耳までは2メートルの至近距離です。
書斎が狭くてもう少し離したら良いのかもしれませんが、これで追い込んで行ってかなり
満足いくレベルまできたと思っています。
この小さなアンプがやっとこのスピーカーをかなりの点で牛耳れるというか、飼いならせて
いるのではないか、と思っています。
なかなか動いてくれないウーファーでしたが、低域も見えるようになりました。
この小さなアンプでしかも4Wを出すのが精いっぱいのシングル仕様です。その上音圧を求めず
に太い音を出すことができるようになってきました。
それゆえに師匠のいう"恐ろしい"感覚までもってこれたと思います。
この剃刀のような鋭敏さで何時間も聴けるというのはとても難しかったのですが、
今はその状態にあります。
この先どのように進化(深化)していくのか楽しみです。
まもなく新しいアンプも出来ますのでなお一層なのです。