目指すオーディオ観
毎年恒例ですが、開催日が9/29-10/1であると気付いたのが昨夜でした。 STEREO SOUNDを54号から読み続けましたが、200号を最後に卒業しましたので、開催日を気にしなくなっていました。 よく気付いたものです。 最終日の日曜ということで、オーディオファイル…
20数年来、今までCDからアナログに聴き変えると、圧倒的にアナログの良さが飛び込んでくるのが通常でした。 しかし、このところ通常はCDばかりになっていた現実が物語るが如く、けっこう満足して聴いていました。 アナログはこの一年は聴いていませんでした…
和歌山・東京どちらでも聴けるようになり、とても喜んでいます。 和歌山は和歌山市内とはいえ、山の中ですので土地の制約も少なく、周りにも住人が少なく、オーディオにとってとても恵まれた環境にあります。 部屋も縦8.5m、横6.0m、天井高3.6mもありますの…
マジコのブースです。 ここははやり人が多い。 高価ですが、皆さん聴きたいんだと思います。 今年はそれ程の音創りは出来ているようには感じませんでした。 最高峰と言われるデジタル装置で鳴らしていました。 私のCDプレーヤーもVersionアップを14回も繰り…
9月27日(日) 昼ごろから夕方まで、いつもは駆け足で回っていますが、今年はゆっくりと5時間近くかけて聴いてきました。 日曜日に関わらず、来聴者の数がディズニーランド状態からは程遠くゆったりと席に座ってきくことが出来ました。 金・土曜日にかなりの人…
リモコンについて、2回書きました。 こんなに見事な差異があるのに、私自身はそのことを認識できませんでした。 恥ずかしい限りです。人間は認識外のことはどうしても捨象してしまいがちなのだと思います。 分からないことは分からないのですね。 でも機能的…
探求すると言うこと。 私は仕事のことと音を常々並行させて考えているように感じます。 少々変な感覚ですが、同一性を求めることは、その深掘りという探求は、異質性を求めているようにも感じます。 新古今和歌集の藤原定家の歌に、 見渡せば花も紅葉もなか…
私はディレッタントという言葉をとても好んでいます。この概念は、プロフェッショナルな方々には、どうも否定的に捉えがちです。特に芸術家には悪評のようです。一つのことに本質を求め探求する方々からすると、横断的、学際的であり、限定された分野で大家…
オーディオを趣味としている者でしたら、音としてはそれ程、変わらないのではないかと思っています。 好き嫌いの音の差は微々たるものなのかもしれません。 数十万円のシステムでも数千万円のシステムでも、直接聴く音にはそれ程の差はないのではないか、と…
オーディオであろうと、社会は色々なシステムは各モジュールがインターフェースで接続されて、機能している。各モジュール、そしてそれぞれのモジュール間を接続する部品によって、またオーディオでは、ラックやインシュレーター、スピーカースタンド、電源…
瀟洒は(しょうしゃ) と読むようです。 辞書によりますと、 すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま、だそうです。 枯淡なストイックさの中に、優美な日本的な味わいを含めたことでしょうか。実体としてのイメージは能の舞か? 枯淡…
鋭い音と心地よい残響 太くないと聴くに堪えないだろうという音がしています。 こんなギリギリの境界の上にある音、という感じがします。 石川さゆりの『X-CrossII-石川さゆり』というCDを聴いて、より一層そのように感じます。 しかしずっと聴いてたい音な…
長い間書いていませんでした。 そろそろ書き出そうと思います。 和歌山に帰って、師匠と語らい充電やら刺激をたくさんいただき、また取り組もうと思います。 オーディオ・マシーナのCRMという素晴らしい仲間(スピーカー)も加わり新たな感覚も 芽生えてきてい…
違うブースではありましたが、この上下の写真にあるスピーカーの対比が、思想の違いを見事に表していて 面白いものでした。 土日はなかなか時間が取れないことが多く、今回秋分の日の祭日がショーの開催日に設定してくれたことで、 ゆっくりと聴いてきました…
春先までの一年は、CDというデジタルな日々を送っていました。 日進月歩でデジタルの音が良くなっていくのは快感でした。 デジタルでもここまで音が良くなるんだ、という感覚が続きました。 CDのバージョンアップはVer10まで行きました。単なる配線を変えた…
週末から9日間ほど海外に行きますので、メンテナンスと少々のモディファイをしてもらうためです。 帰国したら直ぐに聴ける、という段取りです。 今回は、ドイツとフランスの二国に行ってきます。 グッドタイミングで、ワールドカップの決勝をドイツで味わい…
CDばかり聴いていました。この一年、CDプレーヤーのバージョンアップを次々と師匠にしてもらい、それにより明らかな音質向上があり、それが楽しくて一年の月日がアッという間に過ぎた感覚でした。 それでアナログがおろそかになっていました。 そんなことも…
我が家に聴きによく来られる方々が異口同音に仰るのが音が小さいということです。 でも、その後に仰られるのが、慣れてきて十分に色々な音が聴こえてくる、というのです。 元々私も長年このオーディオをやってきて、今も和歌山の実家にありますが、アンプジ…
音を聴くのではなく、音と音の間の空気感を大事にしているといつも書いています。 そうは言っても音は大事にしています。 一度ご自身で拍手した音を聴いてみて、その後にレコードでもCDでも構いませんがソフトの拍手と何回も比べてみてください。これをよく…
大型連休を和歌山で過ごし、今週末にリフレッシュしたCDプレーヤーが届きます。 パワーアンプもTOSHIBA 6GB8で鳴らし始め、前段のTELEFUNKEN EF806Sも試し始めました。 この真空管の認識も新たなものになりつつあります。 週末(来週からいつも通り土曜日は仕…
ある社会学・哲学者の伝記的な本を今朝からページをめくり始めています。伝記といってもはやり思索的な香りがする奥深い本です。 最近は以前と違い、「…ながら族」をして読んでいます。 それはCDを聴きながら本を読んでいるのです。アナログを中心に聴くとき…
谷崎純一郎の『陰影礼賛』のようないわゆる日本的な良さを追及したスピーカーではないことが TOSHIBAのビーム管6GB8で鳴らし始めて よくわかります。まだ右肩上がり志向で、いけいけドンドンの雰囲気の中で開発したものであることが 分かります。 耐入力も30…
最近は全くと言ってよいほどこの部屋で聴いていませんでした。 土曜日は仕事ばかりでしたが、3月になって休めるようになり、CDプレーヤーがVer.8になったのが2台になった こともあり、掃除もかねて聴きました。 結局オーディオの趣味人の虫がムクムクと湧い…
我々日本人は、アメリカのような移民社会ではないので、ある共通の価値観を共有しているかのように感じながら生活している。 もう一度アメリカを例に出すが、例えばニューヨークの高層ビルのエレベーターに一人乗ったとする。すると次の階で誰かアメリカ人?…
最近またよりオーディオに力を入れています。 本もはやり読んでいます。 年間200冊を読んでいますが、今年は少し冊数を落として100冊程度にしたいと思っています。その分オーディオに、ということではなく、大著を読みたいと思っているからです。 ここ一月も…
ブルックナー交響曲8番ハ短調 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ミュンヘン・フィルのアナログレコードで聴いてます。実はCDプレーヤーとパワーアンプを師匠に送りました。バージョンアップのためです。 久しぶりのアナログです。 やはり余裕が有りますね。…
オーディオリプラスのターンテーブルシートをCDプレーヤーに乗せて聴いて、その良いほうへの変化に 喜んでいる毎日であるが、これも日々続いていくと普通になっていく。 音楽ファンなら日々素晴らしい音楽を聴けるようになって素晴らしいことではないか、と…
私は新聞を読みません。 以前は日経新聞を読んでいました。仕事柄新聞を読まずに、よくその仕事が出来ますね?と言われますが、 もう7年くらい読んでません。 そんなことを書きながら、舌も乾かぬうちに…ですが、日経新聞の「私の履歴書」が今月が小澤征爾さ…
ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』(池田香代子訳)を読んだ。 あのポーランドのアウシュビッツの話である。 私自身もその地をこの足で歩いてきた。幾多の映画のシーンに出てくるシーンでもある。 少し長くなるが今の想いを感想めいたことになるが書き…
この11月にウィーンフィルにベルリンフィルという2大管弦楽団がやってきました。 クラシックに限らず世界に関たる超一流のアーティストが次々と来日します。 先日のポール・マッカートニーしかりです。 世界一のアーティストが集まるセンターが東京と言われ…