天孫降臨 夜神楽を観る

毎年、稲の閑散期にあたる11月から2月にかけて、高千穂の各地区(一月に一度程度)で、昼から翌朝にかけて徹夜で舞う伝統行事です。 神楽は八百万の神がおわします日本の各地で繰り広げられているとのこと。私などは本当に無知なことでした。
 この高千穂は、夜神楽で有名ですので、高千穂神社の神楽殿にて、毎夜、舞われているようです。
これは、ハイライト盤で、一時間程度で、一番の見どころを見せてくれます。

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黒仁田地区の黒仁田活性化センター(公民館)で行われました。
高千穂の町中から外れたとても田舎です。大型バスで行くのは無理な道路事情です。
この日はタクシーで行きました。

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となりの大分の神楽の伝統を守っているお年寄りの方々も見学に来られていました。
日本酒を飲めと勧めてくれて、およばれしました。
大分は麦焼酎ではないのですか?と尋ねましたら、大分は酒と言えば日本酒だそうで、
宮崎や鹿児島とは違うようです。
大阪から、若い二人の女性が熊本空港まで飛行機できて、それからレンタカーを借りてこれを
見にきたそうです。このような伝統行事に魅力を感じる若者がいるんですね。というか、その良さが
分かる若者が増えているのではないでしょうか。
日本人は、やはり西洋人ではなく、島国の大和人なのだと思います。

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祭りの時は、我が家でも「こんこん寿し」を母がつくってくれました。
ここのは、とてもジャンボで、普通の5倍程度あるでしょうか。

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 高千穂神社の神楽殿で行われたハイライトのものです。
 天の岩戸の前で、うずめの尊が面白おかしく舞う舞です。
 日本のストリップの起源、なんて言われたりしています(笑)

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神話ではそのように書かれていますが、ここでは、そのようなことはしません(笑)

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手力雄尊(たぢからおのみこと)が岩戸を取り除いて天照大神(あまてらすおおみかみ)を迎え出す舞
です。 しかし高千穂の夜神楽には、日本の頂点の神である女性神天照大神は出てきません。

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 いざなぎの尊といざなみの尊です。仲の良い夫婦の神で天照大神の両親です。