モノラル・フォノイコライザー「真実の箱」のバージョンアップ

 本日到着予定です。

 夜に聴いてみようと思います。

 最近はスペンドールBCⅡやCDPのほうの改善に力を注いでいましたので、

 モノラル構成のメインのシステムが少し疎かになっていました。

  昨日久しぶりにゆっくりと聴く時間をとれましたので、ステレオタイプのフォノイコの入った
 プリアンプとモノラル・パワーアンプの組み合わせで聴きました。

  この組み合わせでは恐らく3ヶ月ぐらい聴いていなかったし、モノラル・パワーアンプも一月ぐらい
 電気を通していない状態、それにスケルトンのメインのLP12のアナログ・プレーヤーも
 隅っこに追いやっていたのをセッティングからやり直して聴きました。

  やはり愛情を注いでいないと、サブのスペンドールより鳴りません。
 
 えっ、こんな程度という感じでした。(それなりには鳴るのは当然ですが、あの聴きたいバイオリンの
 "泣き"が聴こえてこない。)

  とにかくレコードを2枚ぐらいかけて、慣らしをしてみようという感じで午前中鳴らしました。

  いつも聴いているシステムだとスイッチをオンにした時からかなり聴ける状態です。
 30分もすれば、ほぼ100㌫に近い状態になります。

  それが今回接続もしていない状態のものでしたので、やはり靄がかかった感じで、
 驚くほど酷い状態でした。

  プレーヤーのセッティングやインシュレーター等によって調整した結果、
 4時間後には、満足できるレベルになりました。

  この状態を作っておかないと、バージョンアップされてくるモノ・フォノイコの
 評価ができないからです。

  今回はバージョンアップというより、中身はかなり変わってしまっているようです。

 新しくチャレンジすると以前から聴いていました。
 それを開始して、1週間後ぐらいから
 師匠にしては、めずらしく興奮状態が2週間ほど続いたので、

 これは本物と思いバージョン・アップになりました。

  このフォノイコはそうとうなもので、相当ハイエンドのもの(ブランドは言いませんが、
  数百万円くらす)とも比較しましたが、
  それは、比較が可哀想なくらいの、完成度の高いものでした。

  私もとても気に入っているものです。

  それが、師匠宅に送り返して、・・・・

   全く歯が立たないというくらい、だったようです。
  それくらいだから興奮するのも、もっともなのでしょう。

   そのものが本日到着し、夜に聴けることになりました。
   とても楽しみです。

  近々その視聴報告をします。