どうしようか考え、とりあえずダイヤトーン2S-3003を書斎に持ってきました。
運ぶのはたいへんでした。この年になると腰にきます。
汗をかきかきセットして聴きました。
音が大きい。これが第一印象。
なかなかの音で鳴ってくれてましたが、我がシステムはボリュームをパスするために
スピーカーの音圧の違いが、音の大きさとなって返ってきます。
スペンドールが90dbでダイヤトーンが93dbですので、かなりの違いです。
しかも書斎のLINNリンのLP12(ラディカル電源)には今はタイタンTITANのカートリッジを
付けているために余計音が大きいのです。
それでメインのLP12を持ってきました。
これにはバンデンハルのコリブリをつけています。
こちらはタイタンの出力0.5mvに対してコリブリは0.35mvですので、
少しは音圧は抑えられるはずです。
それにカートリッジの傾向もタイタンに比べて一般的に言えば大人しい傾向にあります。
実際に鳴らしてみました。
確かに間違いなく音圧は抑えられました。
本当はもう少し抑えたいところですが、これだったら夜中でも聴けるでしょう。
調整はこれからですから、細部まではどうのこうのと言うことはできませんが、
カートリッジによって、かなりの差異を示してくれます。
ひとまず言えることは、大型スピーカーらしい鳴り方はしてくれてそれでいて微細さも
出してくれています。
まずは合格点といったところ。
しかし、あのスペンドールを調整しきった時のフォーカス力にはまだ至っていません。
頑張って調整します。
*メインのほうはティールがありますので、眠っていたモノラルのパワーアンプで鳴らして
みようと思っています。