最近はまたまた忙しくて休みが全くなく聴けてないのですが、
今日は夜の9時頃から、今月の始めごろに手に入れた新しいtelefunkenの5ar4/GZ34と
以前から持っていたのと聴き比べしました。
写真のようにロゴマークの大きさも違います。中のプレートも以前のは何も凹凸がないのですが、
最近手に入れたのは縦に4箇所凹があります。
さすがにどちらもテレフンケンらしく、奥が深く、低域、高域ともに良く伸びて、中域も見事に
充実しています。
しかし音は違います。
新品と長いこと使っていて経年劣化ということもありましょう。
奥行き感や繊細さは同じような感じですが、新しいほうが、芯の音が太く
包み込むような雰囲気をよく出してくれます。
古いほうは、クールで分析的な感じがします。
どちらも芯の音の太さは他社と比べて圧倒的に素晴らしいのですが、古いほうが
クールに聴こえるぶん、線が若干細く感じます。
しかしどちらもさすがにレベルが高いもので、他の整流管では得難いものがあります。
なかなか貴重で手に入らないだけに、大切に使いたいと思いますが、
しかし、常時聴く時にはこれらのtelefunkenの整流管が活躍してくれています。