電研精機のノイズカットトランスの改造

イメージ 1

 電研精機の300W用のノイズカットトランスです。

 1KW用のも活用していますが、アナログ用に使いだしました。
 インの一次側もアウトの二次側も、元々はケーブルは付属していたのですが、

 ハイエンド用のオーディオに使うにはあまりにプアなケーブルでしたので、
 インレットを付けて、そこに使いたい電源ケーブルをさせるように改造しました。

 したというか、師匠に改造してもらいました。
 ここまで調整していると、その元のケーブルと高級ケーブルとの差は歴然ですし、
 このノイズカットというそもそもの機能も活きてきます。

 一瞬パワー感は落ちたように聴こえますが、余計なノイズが取れて、見通しは
 確実によくなります。

  二次側は市販のまずまずの電源ケーブルをトランスの根本のところから交換して、
 最終には電源コンセントを付けています。

  FIMの電源コンセントです。
 
  ノイズがカットされる分、パワー感は落ちると書きましたが、結局楽音の重なりの部分の
 滲みはとれますので、音そのものの力を感じることができて、じっくり聴くと結局は
 一音一音は力強くなっています。

  結局このように改造し300Wのノイズカットを二台使っています。
 元のノーマル状態では、普通に電源タップに電源ケーブルをさしたほうが良い結果になります。
 元のままだと使わないほうが良いというのが、我が家での結果ですが、改造の威力はありますし、
 そもそものトランスの性能は素晴らしいことに気づきます。

  写真のように改造することにより、ノイズカットトランスの効果は見事に出ます。

  静かになりますので、私が良く使う表現の「音と音のあいだ」が重ならずに見通せる
 ようになります。
  このように一つ一つ、細部まで拘っていきたいと思っています。