最近はCDプレーヤーばかりに熱中していましたが、今日は時間がとれたので一時間程度CDを聴いたあと、アナログに繋ぎなおしてずっと聴いています。
CDのここ1年近くの改善は恐ろしいくらいのものでしたので、その良さに驚くばかりでした。
今もずっとCDを聴いていられます。
しかし、じっくりアナログを聴いてみました。
一言、緻密です。一つの音の密度感がこんなに違うのか、というくらいです。
それは想定していたとおりですが、はやり「好いな」と改めて感じ入ってしまいます。
最近このダイヤトーンのスピーカー2S-3003のウーファを触りましたので、動かなかったコーンが
よく動いてくれます。その効果があって中低域の解像度がかなりあがりました。
この改良は予想以上でした。
そんなこともあって、小さな音で聴く私には、特にアナログの緻密さを見事に再現して
くれるようになりましたる
私が持っているスペンドールBCⅡのあの緻密さの部分と大型の朗々さがやっと本領を
発揮してくれはじめたのかもしれません。
同じ曲が、空気の伝わりまで感じるアナログと音を伝えるデジタルという感覚の差異を
感じます。
それでいてCDに戻しても聴いていられますので、そのバージョンアップ度は凄いことだと
思います。
誤解を恐れずに言うと、
アナログの音の周りの静けさからくる「良い付帯音」とデジタルのまだ少々静けさの不足する
「悪い付帯音」の差なんだと思います。
その付帯音の部分を高級オーディオショップでも聴こうするのですが、エアコンの音の影響
なのかそこは聴こえません。ショップはその部分より機器等の比較視聴することが大事なのかも
しれません。
しかしそこが一番欲しいところなのです。
私が以前から言ってます「音と音のあいだ」のところでする
音だったらラジカセでも出るわけです。
ハイエンドになればなるほど、大きな音量でも崩れるに鳴る鳴りっぷりの良さ、という方も
いるでしょうが、私の場合はそうではなく、空気を伝わる音群の隙間の多さを
感じたいのです。
それがこのアナログから少しずつですが、日々よくなってくれていることに嬉しく
思います。
CDでもでるようになれば尚良いのですが…。