ここ二日間は機嫌よく鳴ってくれている。
特に一昨日は素晴らしかった。
音の太さといい、低域の解像度、高域の伸び、中域の脹らみ等、最近では一番の
鳴りっぷりだった。
肉声の音の出てるくる喉の奥の振るわせ方まで、良く分かり、ぞくぞくっとする。
オーディオ評論家の三浦孝仁氏がStereo Sound誌164号の235ページで、
「変な言い方だが、冷静な音でありながらも
緻密で迫力満点の熱い演奏を聴かせるのだ。・・・」と
語っている。
この言葉に私はしっくりくるものがある、し私もそれを目指している。
こんな鳴りかたをしてくれると、すーっとその音楽そのものに入り込める。
至福の時だ。
・・・・・・・・・ 残念ながら、そんなに長く私に時間を与えてくれない。
今日はそのような目指す音に近いものを感じた。
皆さんは、どういう音を目指していますか?
どういう音に至福を感じますか?
言葉で表現するのって非常に難しいですが、その暗黙知を伝える変換プロセスに
言語が一番です。特にこのようなブログはそうですね。
また、言語化することによって新たな気づきを与えてくれるものだと思っています。