生憎の雨ばかりの上海だった。
もうここに初めてきてから16年は経つだろうか。
来るたびに景色が変わる。
まだ、その変化の速度は収まっていない。
それどころか、2010年の上海万博のためのインフラ整備やオフィスビル、マンションなど
尚一層アクセルを踏んでいる感すらある。
住宅価格やオフィス賃貸価格を聞くと、もうそれはバブル以外なにものでもない。
マンションで5,000万円クラスは中の上と言った程度。
ここ10年で世界の工場という代名詞は看板を下ろすことになるであろう。
もちろん、消費地中国としての生産拠点としては、間違いなく残るであろうが・・・。
日本人がビジネスとして駐在しているが、その人口も5万人を越えたという。
世界のビジネスの中心になりつつある。
私の泊まったホテルも、半分以上が欧米人だったのではなかろうか。
伝統か破壊かという選択はあるにしても、両方なのだと思う。
バブルによって破壊が進み、近代化する。そのバブルの賜物が伝統化するのだと言える。
これからも1年に1回は、空気を吸いに行きたいと思う。
空気は埃っぽいのは否めないが・・・・。
*それにしてもを、歴史あるフランス租界地と超近代的ビル群が乱立する浦東地区をRな川である黄 浦江の存在は素晴らしい。この変化をこの川は見続けているのだろう。
一番下の3枚の写真は、アルマーニ、BOSSなどが入るビルの屋上階のカフェからである。
中国はコーヒーが不味いという印象がずっとあった。
しかし、ここのコーヒーの味は、もちろんこの景色を割り引いて書かないといけないが、
とても美味であった。
中国で飲んだコーヒーとして最高のものであった。
値段は、日本の一流ホテルのカフェなみではあるが、値打ちがある。
是非、上海に行ったときは、ここに行って欲しい。超お勧めスポットです。