オスカーピーターソンを聴きながら

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本当に久しぶりに灯を入れた。

 2週間ぶりだろうか。

  おそらくボケた音がしているのだろうが、とても新鮮で良い音だった。


 日本盤ではなく、ファーストプレスに近い盤で聴いた。

 左右の広がりと奥行きが感じられ、定位も良く感じた。

  人間はこのステレオを発明をして、その中心に個という存在をもってきたのではないか、

 というような高尚なことまで脳裡に浮かんでくる。


  もっと発展して、ルネッサンス初期に芸術で遠近法が採用されたことは、個という存在が初めて

 中心にやってきたことを差したのと同じではないか、というようなことまで考えてしまった。

  この時に主体と客体という関係が明らかにされ、空間表現できるようになったことと、ステレオ

 が発明されたこととは、大いに関係があるな、なんて感じてしまった。

 
  ちょっと前向きにステレオに取り組めるような脳の状態になってきたのでしょうか。

 これから取り組んで聴き込んでみようと思う。