ケニア…その1  Amboseli(アンボセリ)

 あのヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆し、ハンティングを楽しんだところで有名な
 アンボセリです。
アフリカ最高峰のキリマンジャロ山(5895m)です。
 年中頂に雪があり、未開の地であったアフリカの、
 赤道直下で雪が降るのをヨーロッパの探検家が帰国して話しても誰も信用しなかったのがこの山です。
  ただ、この山はケニア人にとっては、自分の国の山とはあまり意識していないようです。
 この山はタンザニアの山というふうな位置づけにあるようです。
 ケニアにとってはなんと言ってもケニア山のようです。
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象の親子とキリマンジャロ
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マサイ族の乗合バスに出会いました。
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このような舗装をしていないところを、ケニアの首都ナイロビから約6時間かけて、しかも時速80Kmで走り続けます。
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マサイ族
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マサイ族の村の家々
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ライオンのオス(お休み中)
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象とトリ(鳥は象が草を食べる時に寄生している虫が飛ぶのを狙っていて、象についてまわっているのだそうです)
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ハイエナのお食事中。骨を丸 ごと食べるようで、バリバリと音がしていました。
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カバです。獰猛だそうです。人間も襲うようです。昼間は水の中にいて、夜に陸に上がって草を食べるようです。
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キリマンジャロの夜明けです。
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 ここには、載せられませんでしたが、満点の星空でした。
 こんな星の降るところは、見たことがありませんでした。
 北極圏やその他空気の奇麗なところへ行き、星空を見ましたが、今までで一番の感動でした。
 もう星座うんぬん言えません。

 この星空をもう一度見たいと夜中に起きて外にでました。
 やはり柵がしてあるとはいえ、ちょっと恐怖でした。
  残念なことに月が出ていて、あの星が降る、というのはもう見れませんでした。
 しかし、少しして、目が慣れてくると、
 この明るさは何なんだ、と思うようになりました。
  月はかなり欠けていて2/5程度でしたが、その明るさに驚きました。
 ちょつと極端な言い方になりますが、日焼けならぬ月焼けするのでは、と思ったほどです。
 
  万葉集が書かれていたそのころの日本の月夜もこんなに明るかったんだ、とそのころの
 歌詠みの気持ちが少しわかったような・・・。