ケニアの深刻な干ばつで野生動物が犠牲になっているという

ロイター通信によると、

  [ツアボ国立公園(ケニア) 15日 ロイター] 深刻な干ばつに見舞われているケニアで、ゾウや水牛、カバなどの野生動物が危機的な状況に置かれ、観光業への影響も懸念されている。
 ヌーの大移動が見られることで知られるマサイマラを流れる川はほとんど干上がり、ツアボ国立公園では、飢えと水分不足で死んだ4頭のゾウが横たわっている。   
 ケニア野生生物公社(KWS)で同国立公園の観光を担当するポール・ムヤ氏は、ロイターの取材で「多くのゾウが水不足で体調を崩しており、鼻の長さが足らず高い木の上の食べ物には届かない若いゾウは特に被害を受けている」と話した。
 ケニア当局は15日、タンザニアとの国境沿いに位置するマサイマラ国立保護区で、密猟の容疑者2人を逮捕し65キロの象牙を押収したと発表した。監視員によると、干ばつの影響で野生動物が人間の居住地域に近づいているため、過去4カ月に密猟が増えているという。
 KWSは、ツアボ国立公園の動物たちが水を求めて長時間さまよわなくて済むよう、水の提供を始めている。


  らしい。

 今年7月に行ってきているだけに、その情景が蘇ります。
 マサイマラも行ってきましたが、

 タンザニアとの国境近くで、その国境にアフリカ一高い山キリマンジャロがあり、
 温暖化で万年雪が解け始めているとはいえ、
  私の想像を超える水を蓄えていて、もう一つの国立公園であるアンボセリの
 動物たちの命の糧になっています。

 それでも少し車を走らせると、水気が引いてきてサバンナというより砂漠化しつつある状態
 だったことを思い出します。

  水不足になると民家の近くに動物が近づくようです。
 食べ物を求めてくるのだと思います。

  あのような野生の天国のような国は世界中でも、本当に少ないと聞きます。
 
  地球の宝物だと思いますので、ずっとずっと、弱肉強食とはいえ、野生の動物たちが
 暮らしていけることを祈りたいと思います。

  

  もうすぐ24日から「沈まぬ太陽」の映画が上映開始されます。

  アフリカの大地、マサイマラ国立公園でロケを行ったようです。

  早く観たいものです。