音圧(音量)のこと。。。jeyさん宅

 我が家に聴きによく来られる方々が異口同音に仰るのが音が小さいということです。
でも、その後に仰られるのが、慣れてきて十分に色々な音が聴こえてくる、というのです。
 元々私も長年このオーディオをやってきて、今も和歌山の実家にありますが、アンプジラでマルチアンプで
鳴らしていた時には、スピーカーのJBL(これもまだあります。)のウーファーをぶるぶる震わせるくらい
大音量で鳴らしていました。
 それから質的に追い込むようになって長い年月をかけて今の音量になってきています。
小さい、らしい。(笑)
 その「ちっちゃー」というご本人の事務所にお邪魔して、音圧だけではないのですが、ゆっくりと聴かせて
もらいました。イメージ 1
 やはりでっかい音、でした。普段はもっと大きいらしい。(笑) 私に気を使って少々絞り気味の模様。
私もジャズライブやクラシックをたまに聴きに行きますが、そのライブ感覚と同等の音圧感で聴くのが良いらしいのです。イメージ 2
実は我が家とjeyさんとはソフトが真逆状態なのです。
ずっとCDばかり聴いてこられたようですが、最近はアナログにはまっているようなのです。私はとっても遅いのですが最近になってようやくCDにはまっているのです。
そのアナログですが、プレーヤーが私と同じリンのLP12です。
カートリッジはライラのタイタンです。
我が家で鳴っていたのを聴いて、いいカートリッジだな、と感じていたそうで最近手に入れたようです。
我が家ではもうメインではなく、残念ながらサブシステムにも装着していません。聴かせてもらってサブに装着しようかな、と思わせる懐かしいおとでした。
懐かしい、というのは音がノスタルジックというのではなく、エネルギーがとても密度感を伴った力強い音でした。リンとは相性が良いと感じるものでした。リンは見た目はシンプルでフローティングでターンテーブルがフワフワしていますので、頼りなさは感じますが、調整はしなくてもそれなりに鳴り、調整を見事にすると素晴らしい空気感を出してくれるプレーヤーだと思います。
スヒーカーはオーディオマシーナのCRMです。一番コンパクトなタイプです。そのコンパクトさからは想像を超えたダイナミックで引き締まった音色で聴かせてくれます。jeyさんはオーディオマシーナを好まれているようです。自宅ではここのフラッグシップのスピーカーで鳴らしています。私もこのメーカーの音は何回も聴きましたが、素晴らしい音を聴かせてくれる製品群だと感じています。
 
 ところで我が家でもさすがに音量が小さいかな?とパワーアンプの利得を3段階で調整できるように
しました。できるだけ質を落とさないように師匠にモデファイしてもらいました。
あの「ちっちゃー」い音はスタンダードとして、3dBづつ2段階であげられるようにしました。
最大6dBも上げましたが、おそらく「ちっちゃー」というイメージは変わらないと思います。(笑)
 
 しかし今度その音量(jeyさん宅)で鳴らしてみましょう、と約束してきましたので、その大きくしたのより、また6dB程度アップする必要があります。普段の聴かれている音量からすると10dBぐらい上げる必要がありそうです。そうするといつも聴いているより16dBアップということになります。
まあたまにはそのぐらいの音量で、我が家でも鳴らしてみますか。
ダイヤトーン2S-3003も喜ぶかもしれませんね。