あるハイエンドのお宅にお邪魔しました。

 近いのですが、一年以上ご無沙汰していました。
 久しぶりに聴かせてもらってきました。
 まず驚いたのは、はやり世の中のオーディオを趣味とする人の音の大きさでした。
 確かに殆どのお宅にお邪魔するとこの音圧で聴かせてもらうことになります。

  何も言わずに聴かせてもらっていました。1000万円以上のスピーカー、CDプレーヤーも300万円クラス、プリ・パワーアンプでオーバー500万円、ケーブル類でもおそらくオーバー500万円等々ハイエンドな
装置です。
 いつもながら良く調整されてステレオフォニックな広がりのある音を聴かせてくれました。
 その持ち主から一言。
 何も言わずに聴いているのは、私ぐらいだよ、と。
 普通は感嘆の声!!が上がり、目を丸くするもんだと。
 確かにそうかもしれません。
 以前聴かせて頂いた時より、低域からのバランスが良くなったと思いました。
 ただ我が家の音も知っているので、その辺りの会話はそんな感じで終わりました。

 その後、世界でも超有名な銀製のフルートを出してきて何曲も吹いて聴かせてくれました。
 その息づかい、息継ぎ、フルート独特の管の鳴り・カスレを聴いて
 このベールのかかっていない空気感が部屋を包んでくれました。
 私のいう「鮮度」ですし、音と音の間がはやりあるな、と感じるものでした。
 
 いい演奏を聴かせてもらいました。
 その後帰宅し、我が家の音を聴いたら、なんと音が小さいことか。(笑)