ドイツ🇩🇪滞在中 ベルリン

このところ、何年も続けてドイツに来ています。

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訪問目的は毎回違いますが、毎回充実した旅行が出来ています。
昨日も本日ももう直ぐ、フンボルト大学に行きます。

ドイツで一番ノーベル賞を出している大学です。
あのアインシュタインもそうです。20人ぐらい輩出していると思います。

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初代学長が哲学者のフィヒテです。その後ヘーゲルも学長を務めます。今日はその伝統の哲学教授と話しをしてきます。
今日は何故か?「マルクス」についてです。
とは言え、我々日本人も歴史を学ぶ時、マルクスの歴史史観の土俵で学んできたことを忘れてはいけません。
古代、中世、近代という流れは当たり前に思いますが、マルクス史観です。
もちろん、古代の前に、原始共産制や近代の後に共産制があります。
日本の歴史学や教科書はマルクス史観の上に出来上がっています。

1989年に東西ベルリンを分断していたいわゆる「ベルリンの壁
が崩壊します。

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その後ソ連民主化され、ロシアに変わりました。
マルクス史観の予言通りにはなりませんでしたが、第1級の思想家のそれに触れてきたいと思います。

フンボルト大学の正面玄関を進むと階段があるのですが、
その壁に
"Die Philosophen haben die Welt nur verschieden interpretiert; es kommt aber darauf an, sie zu ver?ndern"
Karl Marx

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「哲学者たちは世界をあれこれと解釈してきたにすぎない。 だが、重要なのは世界を変えることだ」
カール・マルクス
とあります。
今も残していますが、少々笑い話ですが、
その文言を読まれないように、
階段一段一段に、「足元注意」と書いてあります。
注意をマルクスから逸らすため?だとか。