旧都ボン アデナウアーを偲んで。

西ドイツの首都であり、ライン川沿いにあり、ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する都市です。ドイツは日本のような中央集権国家ではなく、ちょっと例としてはどうかと思いますが、江戸時代の藩のお国の集まりがドイツを構成しています。
ドイツ統一後、首都が移ってからも首都機能の一部や国連関連があります。
おちついた静かな旧都です。有名なボン大学を始め大学が多く、学生、若者が多く暮らし博物館・美術館が充実し緑豊かな文化都市として機能しています。
今回はボンの郊外にあるアデナウアー・ハウス(アデナウアーが長年住んでいた家で、91歳で息をひきとるまで過ごした場所)に行ってきました。

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そこで講演を聞き、アデナウアーツアーに参加してきました。
ベートーヴェン生誕の地としても有名で、そのハウスにも行ってきました。

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また、ケルンに立ち寄りケルン大聖堂を観てきました。アデナウアーが市長を長年した都市でもあります。

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アデナウアーは日本ではそれほど知られていませんが、ドイツでは歴史上の偉人の中で、常に一位に挙げられる存在です。講演を聞き、よりその偉大さが認識されました。
ある調査では、
一位、アデナウアー
二位、ルター
三位、マルクス
だそうです。
もちろん、ベストテン内には、ゲーテやバッハ、アインシュタインもランクインしています。
そんな中でダントツに近い賞賛がアデナウアーなのです。
近々ゆっくりアデナウアーについて書きたいと思います。
因みに、現地ではアーデナウアーと呼ばれています。