「pen」という雑誌

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 電車の吊看板でチラッと見ました。

 早速購入しました。

 それは「完全保存版 日本文化の源流を訪ねて 神社とは何か? お寺とはなにか?」
がメインタイトルだったからです。

 最近、仏教や神道の本を濫読していますが、世の中の流れも何か、同方向に向いてきている
 ような感じがします。

 雑誌でこのような特集を組むことが、編集者の認識として潮流がきていることを
 感じているからだと思います。

 ダサい、という言葉が若者を中心に流行ったことがありますが、神社仏閣には恐らく、
 何か違うものと、それらの若者にも感じられるサムシングがあるのだと思います。

  インドから中国へ、それから日本へ伝来した仏教だが、
  もとの容からかなり違ったものになっているようです。

  それはもともとあった神道と融合すること自体が仏教には日本の風土に合った容に
 変容できる素地があったからだと思います。
  一神教は、キリスト教を中心として日本に入ってきていますが、なかなか浸透しないものです。
 恐らく今後も難しいと思うのです。

  キリスト教ももとの容からはかなり変容はしてきていますが、その根本の有り様からし
 日本で独自の解釈で根付かせていくのは無理なのかもしれません。

  親鸞のようなキリスト教の聖職者が現れるとも思えません。
  
  しかし、新興宗教はそのような預言者的な解釈を通して人々の心に入ってきています。
 世の中が悪い方向に劇的に変化する時に、精神の革命が起こっていることを考えると
 やはり、分からないのかもしれません。
  しかししかし、日本は縄文時代からの悠久なる伝統というアンカーがとてつもなく、
 揺ぎ無いものであると思っています。
 
  このようなことをこの本(手にとって)から感じました。
  まだ読んでませんが・・・。