谷崎純一郎の『陰影礼賛』のようないわゆる日本的な良さを追及したスピーカーではないことが
TOSHIBAのビーム管6GB8で鳴らし始めて
よくわかります。まだ右肩上がり志向で、いけいけドンドンの雰囲気の中で開発したものであることが
分かります。
耐入力も300Wもあり、我が家ではそのような耐入力は全く必要なく、普段は1Wも使っていないと思います。アンプも8W程度で十分に余裕があります。さすがに2W程度のアンプですと、ピークの時に余裕がなく
苦しいと思いますが、このスピーカーは94dBもありますので、普段は0.1W程度で鳴らしているような
感覚です。
そんな条件違いのスピーカーですので、もちろん使う側の問題でしょう。
ネットワークも2WAYですし、ウーファーのハイカットのみというシンプルなものです。
しかし、おもちゃのようなものしか使っていなくて、全く新たなものにやり替えました。
これもこのような小さな音(6畳程度の部屋)で鳴らすことを想定していませんので、ネットワークの作り方も違うのだと思います。
やり替えた甲斐があり、こんなにスムーズな繋がりになるとは驚きでした。
しかし、これもなじむのに2~3年必要だったことも分かりました。
ウーファーもツイーターも気合を入れて作りこんだものだと推測しますが、こんな小さな音で最良の音を
出すようには考えていないのでしょうし、もう少し広いところで鳴らすこと(NHK等のスタジオモニター)を想定していますので、最初に書いた陰影が出づらいスピーカーです。
奥行き感も出しづらいし、ウーファーも動きづらいものです。
TOSHIBAのビーム管6GB8で鳴らし始めて
よくわかります。まだ右肩上がり志向で、いけいけドンドンの雰囲気の中で開発したものであることが
分かります。
耐入力も300Wもあり、我が家ではそのような耐入力は全く必要なく、普段は1Wも使っていないと思います。アンプも8W程度で十分に余裕があります。さすがに2W程度のアンプですと、ピークの時に余裕がなく
苦しいと思いますが、このスピーカーは94dBもありますので、普段は0.1W程度で鳴らしているような
感覚です。
そんな条件違いのスピーカーですので、もちろん使う側の問題でしょう。
ネットワークも2WAYですし、ウーファーのハイカットのみというシンプルなものです。
しかし、おもちゃのようなものしか使っていなくて、全く新たなものにやり替えました。
これもこのような小さな音(6畳程度の部屋)で鳴らすことを想定していませんので、ネットワークの作り方も違うのだと思います。
やり替えた甲斐があり、こんなにスムーズな繋がりになるとは驚きでした。
しかし、これもなじむのに2~3年必要だったことも分かりました。
ウーファーもツイーターも気合を入れて作りこんだものだと推測しますが、こんな小さな音で最良の音を
出すようには考えていないのでしょうし、もう少し広いところで鳴らすこと(NHK等のスタジオモニター)を想定していますので、最初に書いた陰影が出づらいスピーカーです。
奥行き感も出しづらいし、ウーファーも動きづらいものです。
しかし、縁があって(2wayというシンプルさでいて大型フロアタイプ)使いだしましたので、
鳴らし込みたいと思って今までやってきました。
それが、やっとここまで来たという感じです。
テレフンケンのEL156も良かったのですが、東芝の6GB8はそれを更に素晴らしい世界をもたらして
くれました。
CDプレーヤーからこんな息吹きが感じられる音が出るとは、信じられないくらいです。
じっくり聴きこんで書き綴りたいと思います。
鳴らし込みたいと思って今までやってきました。
それが、やっとここまで来たという感じです。
テレフンケンのEL156も良かったのですが、東芝の6GB8はそれを更に素晴らしい世界をもたらして
くれました。
CDプレーヤーからこんな息吹きが感じられる音が出るとは、信じられないくらいです。
じっくり聴きこんで書き綴りたいと思います。