DENON DCD-S1とステラボックスDAコンバーター

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時間的な制限もなしで、とにかくあのおもちゃのCDPより、良い音にして!、と

 師匠に頼んで送っておいたのが、何カ月ぶりかおそらく4か月ぶり?に帰ってきました。

  あまり期待しないように、とのことでした。

 ただ、DAコンバーターはもとのものよりかなり良くなっている模様。

  ですが、師匠は元の音を聴くの忘れたから、分からないけど、という(汗)

 だけれども音そのものはかなり良くなっている自信がありげでした。

  またまた、ですが、DENON DCD-S1は完全にトランスポートとして、それからクロックは

 高精度のものに交換していますが、

  割合良い部品が使われているとのことで、触りづらかったようですが、

 それも試行錯誤してもらい今日に至りました。

  それで、到着してスペンドールBC2で鳴らしましたが、

 このスピーカーの能力を超えた音がしているな、と感じさせるものでした。

 一時間程度聴いて、

  ティールのほうに交換しました。

  パワーアンプはCD専用のアンプです。

  プリアンプを通しません。

   抵抗で固定値に設定したものではなく、純粋にその音圧だけしか出ないライン設計の
 
  純粋のCD専用アンプです。

   師匠は控えめに言ってましたが、これはあの"おもちゃのCD"どころではありません。

 あれはあれで、非常な驚きでしたが、

  これは、ティールCS5が見事な広がりと奥行き感をもって鳴らしてくれます。

  シンフォニーがこんなに心地よく鳴るとは驚きました。

  ティンパニーの奏者の両手の、その力の入れ具合が分かるようです。

  もちろんアナログではこれは、いつも聴けていたことですが、CDでは初めての体験です。

  ホールトーンやピアノの間接音もこれだけ出るとは、

  誰かに聴かせたい、という感じです。

   それだけ、S/N比が聴感上かなり上がったということだと思います。

  "おもちゃのCD"のバランスは見事なもので、我が家の追い込んだアナログに匹敵する
  くらいです。

   それに上下の帯域が伸びて、S/Nが良くなったのだと思います。

  あんなおもちゃがあれだけなるのですから、
 
   元々物量の投入されているものに師匠のノーハウと最高の部品を使えば

  もっともっと良くなるという仮説は見事に証明されました。


   師匠有難うございました。