やっと3週間ぶりに休みが取れましたので、やる気になりまた。
DCモーター化してからそれなりに高い評価をしなが聴いていましたが、
それでもやはり不満が募ってきていました。
そうなると触らずにはいられない性格で、試しだしました。
その時間もやっと確保できました。
写真のように珍しく?スタビライザーとしてオーディオリプラスのを乗せていません。
それは乗せないほうが今のところよいからです。
レコードの下のターンテーブルシートもオリジナルなフェルトのままです。
さすがにLINNにて素晴らしい調整がされていて、何も乗せないほうが良い!ということですので、
松下幸之助も大好きな言葉であった「素直」にそうしています。
…それは残念ながら、そうではなくて一応ハーモニクスのシートTU-800EXを敷いたり、
スタビライザーを使って確かめました。
確かに重量が増えてLINN側のいうバランスは崩れますが、どうしても確かめたいので、
やってみました。
結果は解像度は上がります。ここが難しいのですが、それでは良いではないかということですが、
それが心地よくないのです。
若干解像度は落ちてもオリジナルのほうが心地よさがあるのです。
でもこれだけではどうしても不満は解消されません。
それでメインのスケルトンのアーム(グラハム)のフォノケーブルをつけて試してみました。
これは間違いなくよくなります。
これは6Nのシルバーケーブルで気に入っていたものですので、その結果は明らかだったのですが、
それでも不満はおさまりません。
それで、スケルトンに?ということはしません(笑)
それで、リンのオリジナルのインシュレーターである底板のトランポリンⅡを外して、
木枠の4隅に写真のようにオーディオリプラスの50x20mmの石英インシュレーターを
はめ込んで、聴きました。
深夜から、そして今朝から聴いていますが素晴らしい結果が続いています。
解像度といい、雰囲気といい素晴らしいものです。
目指す「触れる音」が蘇ってきました。
「音と音のあいだ」つまり音をきくのではなく、心地よさは音と音の間をすりぬけていく
曲がりくねった空間を耳で追いかける見える空間が存在するかどうかです。
これはなかなかどこでも聴けるものではありません。
この認識をお持ちの方は殆どいらっしゃいません。
というか、ボリュームを通してはこの感覚は見事に消えます。
我が家のも相当追い込んだものですが、ちょっと疎かにするとこの感覚はすぐに
消えていきます。
ものすごいストイックさが要求されます。
だからできるだけシンプルにしたいのです。
マルチアンプなんかはどれだけの部品を通るか、考えただけでももう無理?って
感じです。(いまだにJBLも持っていますし、デバイダーも持っていますが…)
もちろんある程度までは鳴らすことはできます。
最近はこのストイックさがTHIEL CS5の5ウエイのネットワークもとても気になっています。
2ウエイぐらいで素晴らしいものがあれば、と思うくらいです。
とりあえず、このLINNの潜在力を少しは顕在化できたことに喜んでいます。