経営論
寒波が東京に押し寄せている時に、仙台に行ってきました。 仙台駅について、外に出たら、東京とは比べられないほど、寒かった~。 吐く息が白いのです。 寒いから当然でしょうが、11月でこの感覚は、東北ならではですね。 遠くの山も薄ら雪化粧でした。 ソニ…
中国で多発する食品安全疑惑、日本の事故米、その他建設談合や教員採用疑惑、等々日々メディアを賑わさない日はない。 世界中でこのようなことは起こっているのだろうが、日本は徳を重んじ、勤勉に働くことを信条として 我々の生活の習慣として、教えられな…
最近、この会社のリストラの動きが、マスコミで騒がしい。 初の赤字決算で、米国の600店閉鎖、12,000人リストラやオーストラリアの3/4の店舗閉鎖 など、あの飛ぶ鳥を落とす勢いはどこにいったのか。 米国の600店閉鎖の中を少し覗いてみると、郊外型の店を閉…
イスタンブールにある、ある古いモスク(イスラム教)に行きました。 元々、ビザンチン時代に立てたキリスト教(正教)でした。 門をドンドンとたたき、誰か出てくれないかという、何もアポも取らずに押しかけたのです。 幸いにも中から50代半ばの男が門を開いて…
米国の「Technorati」社がINDEX(索引)に掲載しているBlogの総数が、2006年の段階で、5000万を越えたそうです。200日で倍増するペースとも言われているので、それからするともう現在では、1億は軽く超えている可能性が高い。その中で、非公式ながらブログ登…
我々は、何かにつけ常識という、集団、組織の大小はあるが、その範囲の中で暗黙的に通用する 行動や思考をしている。 この言動は、ある意味心地よくて、楽な状態なのだが、その常識というところから一歩外にでると これが、常識外れと言われ、異端になる。 …
今回、ペルーとメキシコを巡ったが一番行きたい場所であったのが、このグアダルーペ カトリック寺院だ。 1531年12月9日に出現した褐色の聖母マリア像が浮かび上がったという奇跡のティルマ(マント)がある。 多勢の信者が巡礼に訪れていた。ひざまず…
パラダイムという概念については、トーマス・クーンが『科学革命の構造』(1962)の中で 語られている。ここではそのパラダイムという言葉自身について語るものではない。 あくまで、社会科学としてのナレッジベースとして語りたい。 劣位のパラダイムしか認識…
一つの発達した文化、そこには科学的なイノベーションが起こっている。それらが複数点在したり、組み合わさると、文明になるのであろう。 ただ、それだけでは長続きせず衰退への道を歩む。これは昔も今も同様の普遍的なものだろう。文明になるとその地域の外…
サミュエル・ハンチントンは有名な『文明の衝突』のなかで、日本を「八大文明」の一つと定義し た。 「一国一文明」という範疇では世界で唯一無二な存在である。 文明の大きな位置にある経済的な側面においても、GDP(国内総生産)で1970年には、当時の西ドイ…
クレイトン・クリステンセンの名著として知られる『イノベーションのジレンマ』がある。 これは、一言では言い表しにくいが、「製品について、現在市場で評価されながら頑張れば頑張る(大成功モデル)ほど、違ったパラダイムで出してきている新製品にやられて…
松岡正剛さんは、千夜千冊 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1142.html の中で、 中江兆民が日本人の「恐外病」ないしは「侮外病」を警告したように、 ガイコクやガイジンを気にしすぎるといったほうが当たっている。しかし、 日本人が自分の自画像をま…
日本は、第二次世界大戦で米国となぜ無謀な戦いを行ったのか、定量的な把握力も日本軍の幹部にはあったはずだ。 意思決定意する前の認識において、十分に踏みとどまれたのではないか。 そのことは山本七平さんの『空気の研究』によると、そのような意思決定…
(ちょっとメモがわりですが・・・・) インターネットは、歴史上の「IT革命」という大きなマイルストーンになることは間違いないであろう。 それはアメリカから起こったということは頷ける。 しかし、排他性が強いアメリカが、自分がコンセプトとして世界に発…
「真・善・美から美・善・真へ」 日本は、「八百万の神が宿る」国と言われている。 縄文時代から数えて1万有余年の歳月が我々の先祖から受け継がれている。 中国や他の陸続きの大陸の国々では、宗教、民族(部族)間紛争などがかなりの頻度で起こり、 いわゆる…
ウズベキスタンの都市であり、カラカルパクスタン共和国の首都であるヌクスからムイナクに向かう途中で 何回も遭遇した竜巻である。 このような竜巻を見て、最初は驚いたがよく起こっていることなので、最後は別に特別なんということ なく、また見える、という感…
写真は綿花栽培とその生産者の方です。この方は170haを耕作しているようです。 採り入れは、9月だそうです。 (サマルカンドからタシュケントに向かう途中の車窓からは、たまに収穫している農家の方々の 姿が見えました。収穫時期が違う理由は分かっていませ…
飛行機の中からのショットです。 世界の屋根と言われるこの天山山脈を源にシルダリア川は始まる。 最終到着地点はアラル海である。長さは2200Kmを超える国際河川である。 もう一つの国際河川が、パミール高原に源を発し,タジキスタン,トルクメニスタン,ウ…
写真はアラル海のムイナクという、1960年当時、何千トンクラスの漁船が何百とあったところの、 死骸化した漁船と、 草原のように地平線まで、全く水がない湖底と、 塩で白くなった若干水分が残った湖底の部分の写真です。 もう私が生まれた1960年代のころの…
<イソップさんにお答えして、 金儲けは悪くはないと思います。それは明日への再投資に繋がるからです。 しかしながら、イソップさんのおっしゃる通りで、日本が今まで蓄積してきたいわいるコアなコンピタンスをしっかりと把握した上で、選択と集中の上での金…
世界有数の環境問題のオピニオンリーダーだ。 本日お会いする。彼の書籍を何冊か読んだが、その背後にある西欧的合理主義を感じてしまう。 キリスト教的な、ノアの箱舟に象徴される神の意思によって選ばれた者だけが生き残る、いわゆる「選民思想」に繋がっ…
絶対絶命の時や、死を覚悟した時、ハンチントンの言う8大文明の一つの日本文明と一致する日本人の行動パターンというのがあるのだろうか。 あのタイタニックの悲劇で日本人は生き残ったそうだが。 あの時のまずの基準は、女、子供を少ないボートに乗せて助け…